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技術部
生産技術

青木　勉　/　Tsutomu Aoki

新卒・未経験者から
生産技術のプロを
育てています。

青木　勉

青木　勉

Question.01生産技術とは どのような仕事ですか？: 生産技術とは工場での製造工程を設計する仕事です。お客様からいただく図面をもとに、当社の工場で加工が可能か、どんな設備が必要かなどを事前に確認し、試作段階から量産までの生産準備を行います。
当社の主力製品は自動車の排気管部品（マフラー）です。例えば、新車発売の3～4カ月前から量産がスタートするため、その約1年前から準備を進め、5～6年は生産が続きます。工程の効率化による生産性の向上、生産ロスを最小限に止めるさまざまな工夫と努力で、当社の「より良いものをより安く、より早く」を実現するのが生産技術です。さらに現場のためには、いかにシンプルに生産するかも私のこだわりですね。
モノづくり工程の1から10まで一連の業務に携わることが一番の魅力。量産ラインが立ち上がった時の達成感、自らが手がけた製品が搭載されている自動車を見かけたときの喜び、さまざまな楽しみが詰まった仕事です。

Question.02教育や職場環境などで、 取り組んでいることや 特徴はありますか？: 当社は新卒や中途未経験で入社する社員も多いため、ゼロから育成する環境が整っています。生産技術の場合、最初の1～3カ月間は現場研修として工場で量産までの製造工程を一つひとつ覚えるところからスタートします。実際に金型や溶接設備を使い、どのように生産されていくのかを業務の流れとともに実践でも学びます。また、作業要領書（現場の作業者のための取扱説明書）や客先に提出する帳票類の作成、図面の見方、CADの使い方、量産立ち上げ時の生産指導の方法まで、先輩社員と一緒に「見て・やって・覚える」を繰り返し、一人前になるまでしっかり面倒を見ていきます。最初は1部分ですが、ゆくゆくは工程全部を任され、自分の考えで進めていけるようになりますよ。
また、自動車業界に合わせて年3回は10連休程度の大型連休でしっかり休めるのは意外に重要なポイントです。安心して働き続けられる環境が整っていることも大きな特徴だと思います。

インタビュー動画

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Question.03中川産業の魅力とは？: 中川産業が大手メーカーから選ばれる理由は、ガラス繊維を材料とした断熱性や消音性に富む製品を自社一貫生産できる独自の技術力があるからです。また、世界的な大手自動車メーカーの要望に応える品質の高い製品が求められるため、技術部からの「新しい技術・設備を取り入れたい」といった要望が比較的認められやすいのも生産技術には大きな魅力です。
私も従来の生産方法にこだわることなく、常に新しい工法の研究を行い、量産できる製品については省人化のためのロボット導入・自動化など、より効率良く生産できるラインを構想しています。これからは電気自動車関連部品の需要が伸びることが予想され、マフラー以外の新製品に携わる機会もありそうです。
モノづくりの仕組みを考えるのが好きな方など、興味とやる気があれば理系でなくても大丈夫。仲間と一緒に相談しながら、新しいことにどんどんチャレンジできる中川産業で一緒にモノづくりを楽しみましょう。

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